カリセミとは「めざせ!カリスマ救急医!!夏期セミナー in TMDU」の略で、
東京医科歯科大学医学部附属病院救命救急センター主催、TESSO協力で毎年行う救急医療の総合的な一大ワークショップです♪
日本全国から公募で5・6年の医学生が20人集い、
"BLS(Basic Life Support)",
"ICLS(Immediate Cardiac Life Support)",
"CDLS(Core Disaster Life Support)",
"JATEC(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care)",
"内科救急"
を二日間でしっかり学んでいきます。
コース修了後は実技・筆記試験を経てICLSとCDLS両コースの修了書が授与されます。
講義あり、実技ありの非常に密度の高いワークショップで、TESSO部員も全面的に協力させていただいております。
救急に少しでも興味のある全国の医学科5・6年生の方々、ぜひ参加してみてください!!
(参加募集の告知は当HPにて行います。)
※2019年7月追記:2019年の第11回カリセミの申し込みはこちらから行えます!(google formへ移動します)
申し込みにあたっては、応募フォームの注意事項をよく確認していただくようお願いします。
ERの先生による簡単なICLSレクチャーを受けた後、
AHAインストラクターの部員が見守る中、一年生が中心にBLSと除細動器の基本を確認♪
早くも汗をかきはじめ、長い一日へのちょうどよいウォーミングアップ!?
CPRの基本をおさらいした後は、
チームでリーダーをローテーションしながら
午前・午後4つずつの心停止シナリオ♪
「患者さんのカルテは?」
「ないみたいです。」
「患者さんの家族は?」
「まだ連絡がつきません。」
「う~ん、、じゃあ原因は…。 あ、皮膚に〇〇が!!」
このあと参加者さんは、
Core Disaster Life Support-災害時の救急医療について
の講義を受講しました。
東京DMATの一員である医科歯科ERセンターによる講義で、
災害時救急という考え方もばっちり!?
明日にはこの内容を含む筆記試験があるので、参加者さんも必死です(^^;)
JATECデモ
防ぎ得た外傷死をなくす、致死疾患を見落とさない医師を目指して!
JATECの講義を受けた後、TESSO部員が迫真のデモを披露しました。
実際にシナリオを回す前に、デモだけでは確認できなかったことも含めてJATECの基本をおさらい。
「Bの評価でみる致死疾患は?」
「フレイルチェストと…
何だっけ?パスで。」
「えっ…緊張性気胸?
あ、あと開放性気胸もか。」
「正解です。じゃあ、緊張性気胸ならどういう所見が現れやすい?」
「…パスで…」
2人1組でJATECのプライマリーサーベイを実践。
参加者さんは、模擬患者役を鍛えたTESSO部員か、ERセンター所有のシムマンを相手にシナリオを攻略していきました。
「こちら湯島救急。軽自動車で道路の中央分離帯に衝突、同乗者死亡の患者さんです。Load&Go適応と考えられますが、受け入れお願いできますか?」
「はい。こちらで受け入れます。バイタルと、到着予定時間を教えて下さい。」
内科救急のラップを皆で歌った後は、内科救急シナリオを実践♪
胸を押さえて苦しそうに来院してきました。
ちょっとバイタルを測定してみると・・・
安易に帰してはいけない内科救急のエッセンスをブース毎に学んでいきました。
全講習、全実技が終わったあとはいよいよ修了試験。
今までの成果をいかんなく発揮するために参加者さんはもちろん、スタッフのTESSO部員、試験の採点官の先生も真剣そのもの!
筆記試験、OSCEの結果、優秀な成績を収められた参加者さん全員に、ICLS,CDLSの修了証が授与されました!
おめでとうございます!!
そして、1位~3位の参加者さんには大友教授直々に豪華賞品も・・・!
OB・OGの先輩方も、お忙しい中駆けつけて下さいました。ありがとうございます!!
第4回カリセミ
全国から2.5倍の倍率をくぐり抜けた15名の医学部生が集まり、
北海道、奈良、岐阜、大阪など遠方からも多く参加して下さいました。
第3回 カリセミ
2011年 9月25日 26日 開催
第2回 カリセミ
2010年 10月2日 3日 開催
第1回 カリセミ
2009年 9月19日 20日 開催
←TESSO部員の練習の様子(JATEC)
4月から、月に1度のミーティングに加え、
週に1回ほど(直前はほぼ毎日!)放課後に
練習を重ねてきました。
先輩方は実習の合間をぬってご指導下さいました☆
第3回開催にあたり、
大変お忙しいなか準備、ご指導下さった
ERの先生方、6年生の先輩方
ありがとうございました!!